焼け跡に雨だけをしのげる密造酒店「がたがた亭」。 

そこに取り巻きとたむろする大陸帰りの金時さんと呼ばれる観音寺公時。 

「金がない」。 

一計を案じ、目をつけたふたりの人妻に金を貢がせようとするが 

逆にふたりの知恵で痛い目にあわされる。 

ごみ箱に押し込められ、川に放り込まれたり、 

嫉妬深い夫に箒で滅多打ちにされたり、 

果ては、縄張りを広げようと乗り込んでくる男たちと 

命がけの決闘にまで駆り出される。 

 

人妻をペテンにかけて金を巻き上げようともくろむ男。 

嫉妬に狂う夫。 

可愛い娘を嫁にしたいと熱烈結婚願望の三人の男。 

笑いの中に力強い庶民の知恵と生命力あふれる生き様を明るく愉快に描いています。 

 

 

今から振り返れば、あの時は・・・。